他人の痛みを知ることがいかに難しいか
黒人差別の問題は、日本ではそんなに意識されることがないだろう。
唯一「ちびくろサンボ」の絵本の発禁騒動の時、社会問題となったが、日本では言葉狩りだ、言論の自由に対する挑戦だ、などという意見も根強かった。
今では同書は大手出版社が軒並み絶版にしたなか、径書房、瑞雲舎などのごく一部の弱小出版社が確信犯的に出版しているのみである。
だけど、どんな立場の人にも、機会があったらこの本を、ぜひ一度手にとって読んで欲しい。
私は、まるで知らなかった。そしてそのことが、恥ずかしかった。
人間でありながら、全ての尊厳を奪われ、牛や豚と同じような扱いを受けることが、具体的にどういうことか。私は初めて知った。涙を堪えられなかった。
そして、この絵本により、黒人差別の問題を、以前のように他人事の上っ面の知識としてではなく、痛みを分かち合った当事者としての視点で、一歩踏み込んで捉えられるようになったと思う。
魂のこもった絵も素晴らしく、心を鷲掴みにされるようだ。
子どもにも大人にも読んでもらいたい一冊。
相手の立場に立って考えるとは.....、
歴史上、奴隷制度があったことは知っていた。 それはあくまで知識として自分とは遠く離れた非現実的な世界だった。
この絵本を読むまでは.....、
著者がこの絵を観てまだ伝えることが残っていると感じた気持ちが解る様な気がします。
相手の立場に立って考えることの意味、そして自由であることの意味・自由を生きることの責任を、あらためて考えさせ
られます。
良い本です。
絵も内容もGood!
“自分が奴隷だったら”とは、全てのものに置き換えることができます。 「もし私が障害者だったら」、「もし私が受験に失敗した人だったら」と相手の気持ちを考えて発言し、行動するためには、この絵本ほど学べるものはないと思います。この絵本を全世界の人に読み伝えるためにも、本代を惜しまずに買って読みましょう。 きっと人生観が変わります。
涙がとまらなかった
4歳の息子と本屋さんにいったときに、息子が「これも買う」といって持ってきました。自分で読んでみて涙が止まらず、そしてあまりにも衝撃的で、4歳の息子に見せていいものかどうかかなり悩みました。 息子に読みきかせたら、神妙な顔をして聞いていました。 それから、奴隷ということを話しあいました。息子も随分と理解してくれました。 奴隷制度や差別は絶対にしてはいけないということを、未来に伝えていきたいと大人が考えさえられる絵本でした。とても素晴らしい本です。
胸が熱くなります...
絵本とはいえ大人が読んでも胸が熱くなる作品です。 黒人の方々が昔どのように酷い仕打ちを受けてきたのか、短いながらも克明に記されており、読み終えた後も涙が止まりませんでした。 遠い外国で起きていた事とはいえ、このような歴史があったことは、子供達にも伝えて行きたいと思いました。
あすなろ書房
私が売られた日 木を植えた男 「アメージング・グレース」物語―ゴスペルに秘められた元奴隷商人の自伝 彼の手は語りつぐ 風が吹くとき
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