中山文十郎とぢたま某による「コミックガム」連載の同名コミックスを原作としたテレビアニメ作品「まほろまてぃっく」の続編。 外宇宙からの侵略に対し設立された組織ヴェスパーが生み出した戦闘用アンドロイド・まほろは、少年・美里優のもとでメイドとして生活している。前作での戦いも終え、再び平穏な日々が続いていたが、彼女たちのもとへ管理者から逃げてきたというサイボーグ・みなわが現れ、まほろの妹としてかくまうことに。敵対していたリュウガもまほろ達に心を開くようになるが、地球を外敵から守る目的で存在している管理者とのさらに激しい戦いが展開していく。今回も前作同様に山賀博之が監督を担当、美少女メイドさんものでありながらも壮大なSFドラマも平行して描かれ、安心して楽しむことができる作品となっている。(田中 元)
ちょっと無理な展開
ここまでギャグ一辺倒なのが いきなりシリアスな展開 それよりも、まほろも含めて設定が変更されているのでは? と思ってしまう 前作の心が和む雰囲気が消えている この作品を観ていると ”新天地無用”を思い出す 天地無用!魎皇鬼の設定がデタラメな位に変更され 見るに堪えることが出来ない物になった最初から2クール(26話)で話を作れば、良い物が出来たのに 個人的には第9話は大好きです あの自転車で登場は!? ナベシン!! 管理者は見てると、しょぼい組織だ ラーゼフォンでのバーベム財団の様に謎の組織でなければ 世界を動かすことは出来ない というよりも、この作品がその程度だ
へっぽこ実験と、輝ける闇!遂に!
アニメ版の大誤算は、新聞記者の神崎さんを省いた事。管理者、セイント、ヴェスパーを客観的に繋ぐ重要キャラが不在なので、話が繋がりません。首領さま登場は本来この後なのですが。で、ギャグで繋ぐ形の第9話、開き直れば、面白い「へっぽこ実験」です。見所は、正式登場した「田中さん」。声優が金田朋子さん!原作通り登場していれば、もっと人気アップしたのに!ちなみに内容はもろに「エクセル」。まほろじゃありませんね。そして第10話、もはやオリジナルとなった展開で、驚きの連続!前作でも発動しなかった「輝ける闇」が!「ああ、つかっちまったよ、まほろさん。」楽しむためには、原作を忘れてください。
テーマの重さを克服できずに破綻へ。でも名作です。
プロメテウスの物語に始まり、SFの始祖としてのフランケンシュタインに結実した永遠のテーマの新たな変奏曲。最近のアニメでは『最終兵器彼女』が同じテーマを扱った対照的な作品です。『さいかの』が「ファンタジー少女漫画」の方法で、『まほろ』が「SFおたく」のそれで描かれています。評価も対照的なので冷静に比較してみるのも面白いのではないでしょうか。もうひとつ付け加えると、先の比較とは逆に『さいかの』が「SF」で結末を用意したのに対し、『まほろ』が「ファンタジー」で決着をつけたのも監督の違いというかなかなか興味深い点です。どちらの作品も瑣末な(人によっては重大な)破綻はありますがより新たでダイナミックなのは『まほろ』だと思います。ぜひ見て判断してください。
バレンタインの虐殺、砕かれた心
みなわと浜口の関係を深めるはずだった第9話は、ワタナベシンイチの演出で完全ギャグ話に塗り潰されました。 意味無く持ち去られたチョコを追いかけ、どぶ川さらいまでするみなわの姿は、観ていて胸が痛むばかりか、私はナベシンへの怒りさえ覚えました。 結局、二人の関係は第14話完結まで全く発展せず、「組織で育てられたみなわが、人の温もりと愛を知っていく」という「まほろ」の物語の大事なフレームが台無しにされてしまいました。 そして第10話から、物語は暗黒のエピローグへの道を歩み始めます。 まず、第9話までをギャグで無駄遣いしたツケで、5話で完結させなくてはならなくなったため、大事なポイントが全てセリフで簡単に展開されます。明らかに消化不良です。 さらに各キャラの動きも釈然としません。みなわは『心』を求めてまほろに反逆し、まほろは拘束されて電撃ショックで『心』を壊される。 私には、脚本家が『心』の扱い方から勘違いしているとしか思えないし、そもそもみなわが『心』を切望する理由が、この話の前までに描かれていないため、全く共感できないのです。 そしてこの後、誰にとっても(まほろにもみなわにも優にも、そして視聴者にも)救いのない第14話、あの忌まわしき20年後を迎えるのです...。
パイオニアLDC
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